ドイツ語勉強ナビTOP > 【 文法 】動詞の人称変化/冠詞・名詞の活用 > ドイツ語の冠詞活用徹底トレーニング

トレーニングについて

 

ドイツ語の冠詞の活用の例文です。
何度も反復トレーニングをしてみましょう。




Der Vater ist Japaner. その父は日本人だ。

1格は主語になります。
日本語で「その父」と訳しましたが、自分の父であれば、「Mein Vater」となります。



Das Auto des Vaters ist BMW. その父の車はBMWだ。

2格は「〜の」と前の名詞を修飾します。
日本語の語順のように、Der Vater des Autosとしてしまうと、
「その車の父」という意味になってしまうので注意しましょう。
また、定冠詞だけが変化するのではなく、名詞の語尾にsがつくので忘れないようにしましょう。



Ich gebe dem Vater das Buch. 私のその父にその本をあげる。

3格は「〜に」の意味になります。
この文ではVaterが3格、Buchが4格になっています。

これがもし、反対に

Ich gebe den Vater dem Buch.

となっていると「私はその本にその父をあげる」という意味になってしまいます。
また、Buchが定冠詞を取っているので、
話し手と聞き手にはどの本かわかっていることになります。

もし、何でもよいから1冊の本ということであれば、
「ein Buch」と不定冠詞を取ることになります。



Ich liebe den Vater. 私はその父を愛している。

4格は「〜を」に値します。




ドイツ語のことわざに
「Ubung macht den Meister」(トレーニングがマイスターを作る)
というのがあります。

何度もトレーニングをして、ドイツ語文法マイスターを目指してください。













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